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【俺 実は基地に】 紳士スレ2 【嫁機がいるんすよ】
497 名前:
名の無き英雄
:2014/08/10(日) 16:01:22 ID:Zp+jjUYLuy2 0
《うちにも例の天使がやってきた》
プラティ「大変です大変です! なんだかおかしな子がやってきました!」
ベル「……は?」
モルガンさん「あなたよりおかしな子もそんなにいないと思うんだけど?」
プラティ「酷っ!? 私、そんなおかしいですか!?」
ベル「……いちいち真に受けるな。それより、例のおかしな子というのはどこだ」
すると、髪も瞳も衣服も羽も全部が墨で染めたかのように黒い、天使(?)のようなメイドさんが現れた。
ノワール(Rafale M VA)「皆様初めまして。ボクはノワールといいます。よろしくお願いいたしますね」
ベル「………」(絶句)
モルガンさん「………あなた、天使?」
ノワール「そうですよ?」
プラティ「こんなにも黒い天使なんてちょっとおかしくないですか!?」
ノワール「そうかもしれませんね。ボクがこんなにも黒いのには理由があるのですよ」
ベル「……まあ、聞いてやる」
ノワール「この黒さは、今まで撃墜してきた戦闘機や船舶のオイルの色。全身が黒く染まりきってしまうほどに殺めてきた証。
幾ら洗い流そうとも落としきれない罪の証であり、懺悔の証。“風の天使”として勤めを果たす己の意義であり、神への忠誠」
モルガンさん「………」
ノワール「けれど、神はこの色で穢れたボクを嫌いました。故にボクは、神の御許に帰る事が許されなくなったのです。
まあ、それは初めから分かっていたのですけれど」
プラティ「そ、それは辛い事じゃないのですか!?」
ノワール「辛くなどありませんよ。僕は飽くまで、“風の天使”として、邪な戦闘機や船舶を破壊しつくす。それが、ボクに与えられた役目です。
そうして務めを果たし続けていたら、誰もが目を背けるほどに黒くなってしまっていた。ボクが黒いのは、その程度の事ですよ」
ベル「……フン。好んで黒をまとう私は、神様とやらとは無縁だってことか」
プラティ「そんな、そこまでして戦わなくても! 神様の為だけに、そこまで頑張れるノワールさんが分かりませんよ!」
ノワール「まあ、8割近く嘘なんですけれどね」
プラティ「………………へっ?」
モルガンさん「最初から信じてなかったけど、やっぱりそういうオチだと思ってたわ」
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