ゲーム開始以前
AC04やAC5、0、Xなどのユージア大陸などが存在する世界ではなく、
現実の地球をモデルとした世界を舞台にストーリーが展開される。
地理や国家などの現実のものをモデルとして利用されているが、ゲーム開始前の注意書き通りに
現実とは一切関係ないのであくまで似たような世界・国家ということを念頭に置いていただきたい。
#1ムービー分
1994年
木星軌道上の小惑星『1986VGユリシーズ』に未知の小惑星が衝突、約1万の隕石群となって地球への衝突軌道を取っているのが発見される。
1994年以降(詳細時期不明)
隕石落下被害を軽減するため、世界各地に超巨大対空レールガン施設(通称:ストーンヘンジ)の建造が行なわれる
建造位置は中国(タイプ0:試作型)、アメリカ(タイプ1)、オーストラリア(タイプ2)、トルコ(タイプ3:ヨーロッパ)、ナミビア(タイプ4:アフリカ)、アルゼンチン(タイプ5:南米)
1999年7月 「ユリシーズの厄災」
ユリシーズ隕石群が地球に落下、衝突する
ストーンヘンジが健闘するも全てを防ぎきれる訳もなく、隕石群落下による被害で世界秩序がほぼ崩壊する惨事となる。
主な被害地はユーラシア大陸、アメリカ西海岸、南米東北地点、オーストラリア南西、インドネシア全域、日本の関東地方広域及び北海道中央、他多数の地域
- この際、既存インフラや各種施設、(当然ながら)人的被害が莫大な物となり世界経済が極度の混乱状態に陥る
ユリシーズの厄災 以降
特に被害の大きかった国々(アジア諸国、南欧州諸国など)が破綻を免れるために地域ごとに再編する
復興資金として1845ビリオン(単位無し、$なら1兆8450億ドル)もの予算が当てられる。
- これは世界経済の58%に相当する模様
- 逆に軍事予算は縮小され、世界経済全体の3%ほどに縮小された模様。
- 災害による領土縮小(及び災害による施設破壊等の生産量減少も含まれると思われる)によるエネルギー資源の枯渇により各地で紛争が激化する
またユリシーズ被害地域や紛争地域から多数の難民が出ることになった模様
#2ムービーで説明されたこと
資源紛争が長期・過激化し、難民となる人々が増大の一途となる
- これに対し、EU,アジア共同体、ロシアの一部が難民特区を設定、受け入れを開始
- 特にロシア南部「イユーリ自治区」は最大のものとなり、多くの難民を受け入れた
- イユーリはロシアのボルゴグラード州全域及びロストフ州北部(ドン川以北)によって構成されている模様。
- ちなみにウクライナの東隣のあたりである。
キナ臭いのはゲームの中だけで十分なのに…
- ちなみにウクライナの東隣のあたりである。
- イユーリはロシアのボルゴグラード州全域及びロストフ州北部(ドン川以北)によって構成されている模様。
- しかし安価な労働力として囲われたに過ぎないため、生活・住環境は悪化。スラム化が進行し問題に
- 追い打ちをかけるように外国人排斥のデモ活動も頻繁に行なわれ、周辺地域の治安が著しく悪化の一途を辿る。 巨大軍需企業「ヴェルナー・ノア・エンタープライゼス(以下ヴェルナー社)」が難民特区の雇用創出に支援を行なう
- 特区を持つ国家や共同体もこれを歓迎、土地や労働力(難民)の取得を支援した模様
- これにより業績を拡大した同社はエネルギー開発及び宇宙開発にも業務を拡大した
- ヴェルナー社の産業による経済安定により、各国の復興や紛争の沈静化に多大な影響を与えた模様。
- このころ、予算縮小された正規軍に代わり、派遣傭兵部隊を有する軍事サービス業が大きな産業となる
- プレイヤーの所属する「アローズ エア ディフェンス アンド セキュリティ」社もこの中の1社である
- 後記の「AAアヴィエーション・プラント」などの技術革新による低コスト化で、民間の軍事会社や傭兵業者でも航空機を所有することが可能になった?
- 「AA(アドバンスド オートメイデット)アヴィエーション・プラント」強化型コンピューター数値制御工場が実用化。既存の航空機のリビルドが比較的容易になる。
- 直訳すると「先進型航空機自動作成工場」となる
- リビルドとは再構成の意。おそらく機体の改修が可能になったのはこの工場のおかげ?
2019年以降
ヴェルナー社の支援で急速な経済発展を見せた各特区ではあったが、豊富な軍事兵器を保有するが故に次第に武装過激派組織の温床となる。
- 各特区ごとに組織された多国的武装グループのネットワークが形成される。
- 特にイユーリ周辺の近隣諸国で反大国主義的な過激派による武力行動が増加、国連及び大国にテロ組織として認定される
ゲーム開始以後
#01 Lost Butterfly (エリアJ4E 日本国旧首都東京 2019年5月1日0900時)
・ミッション前
東京湾に停泊中の国連軍太平洋艦隊の護衛任務中のアローズ社に国連安全保障理事会(UNICS)の軍事参謀委員会より艦隊に所属不明のUAV複数が接近、これへの対処出動が要請される
- 要請を受諾したアローズ社はボーンアロー隊の出動を決定。新人であるボーンアロー4"リーパー"(プレイヤー)とそのサポートとしてボーンアロー2"オメガ"を出動させ、対処に当たらせた。
ミッション終了後
国連は東京への無差別攻撃を「イユーリ」の武装テログループによるものとし、
使用されたUAV「MQ-90”クオックス”」の改良型がヴェルナー社で製作されたものと判断した為、
各特区にあるヴェルナー社施設への強制査察が決定された
なお、ミッション中、同エリア高高度を飛行する未確認の戦闘機が確認されている。
- おそらく"蝶使い"のCFA-44が中継(または直接指示)してUAVの指揮を取ったと思われる
- これはミッション前のムービーでソーティオーダーがかかっていた所からの予測
#02 Great Migration(エリアB9K 西インド諸島 2019年5月15日 1300時)
国連によるイユーリ内ヴェルナー社への強制査察が実行された。が、新型UAV「MQ-90」に関する証拠は出なかった。
だが、別途複数国による「宇宙兵器」の開発計画が判明する。国連は「宇宙条約の無視及び核に変わる新たな脅威」として開発計画の中止を要請。
これによりヴェルナー社軍事部門最高責任者「キャスパー・コーエン」が引責解雇され、とりあえずの終止符はうたれた。
一方、西インド諸島、宇宙センター(コモナ基地)に接近する未確認の輸送機編隊及びその護衛機を察知、
米軍の担当空域ではあるが政治的配慮のためアローズ社に代理出撃を依頼。
アローズ社はボーンアロー隊4機をスクランブル発進させ、その対処に当たらせた。
- この宇宙兵器は機体配置的に「アークバード(AC5)」に酷似している。
ミッション終了後
国籍不明機群は敵対行動を取ったためボーンアロー隊がこれに対処、これらを全機撃墜した。
同じ頃、ロシアを訪問中の世界経済や行政に影響力のある特権階級クラブ「グレイメン」の9名が拉致された
さらに同時刻、イユーリのヴェルナー社軍事施設をテログループが占拠。連鎖するように呼応したテログループが同社関連施設で武装蜂起を行った。
これに対処するため、ボーンアロー隊はロシアへ向かう
#03 Rescue (エリアR2M イユーリ(ロシア) 2019年6月2日 1500時)
イユーリ南西部、ヴェルナー社の軍事開発施設に囚われた人質奪還の為、正規軍主導によるヘリボーン作戦が行われる運びとなった。
ボーンアロー隊はその支援のため、救出部隊に先行、敵兵力を撃破して着陸・突入・離脱をサポートする近接航空支援任務に国連軍特殊飛行隊「リッジバックス隊」と共に就いた。
ミッション終了後
今回の拉致の情報がトルコの地対空レールガン奪取計画の陽動であった事が判明する。
また、トルコのタイプ3がテログループに鹵獲され、攻撃兵器として可動を開始してしまった。
砲台の照準に使用されている静止衛星「ヒンメル3」が包括的宇宙戦争禁止条約により無力化できない。
また、先日西インド諸島からSSTO打上げが確認され、ヴェルナー社保有の人工衛星が奪取された可能性が示唆された。
#04 Stonehenge (エリアT8F トルコ中央部 2019年7月8日 1100時)
国連はイユーリに対する爆撃を計画するも、トルコのタイプ3の射程圏内である為、先にこのストーンヘンジ・タイプ3への攻撃を企図する。
事前情報ではストーンヘンジ中央のジャミング施設により、有効な航空攻撃が行えないため
友軍地上部隊による砲撃で電子攻撃施設の無力化を行い、その後、航空攻撃によるレールガン無力化が企図された。
ボーンアロー隊は友軍地上部隊の前進支援及びレールガン無力化の為、出撃を命じられる。
ミッション終了後
ストーンヘンジ攻撃は友軍に大きな損害が出るも、ボーンアロー隊の活躍によりその全てを無力化、沈黙した。
しかし、テログループはストーンヘンジ攻撃の裏で東欧・中東・アジア共同体の各主要都市を同時に攻撃、これらを占拠したとの情報が入る。
#05 Far Eastern Front (エリアJ4E 日本国旧首都東京 2019年8月10日 1730時)
武装テログループのリーダー、元ヴェルナー社軍事部門最高責任者「キャスパー・コーエン」からの声明が全世界に向けて発信された。
それによるとユリシーズの厄災以降の国連及び大国政府の政策責任を追求するとし、拉致したグレイメンの9名を処刑。
そしてEU東部からアジア共同体にかけてのユーラシア大陸南部をユリシーズ難民による国家「ユージア連邦」として独立することを宣言。
同時にヴェルナー社の軍事兵器を使用して大陸各国の主要地を武装化し防衛ラインを構築している
国連はユージア軍(テログループ)による侵攻を頓挫させる為、ユーラシア大陸各防衛線において大規模作戦が決行されることになった。
ペルシャ湾岸エリア及びアジア極東エリアでの同時作戦で、アローズ社にも極東戦線での出撃が依頼された。東京解放の為、ボーンアロー隊は国連軍との共同作戦に出撃する。
- USEAはUnited States of Europe and Asia-community の略だと思われる。
ミッション終了後
作戦は成功したが、国連軍も地上部隊・航空部隊ともに戦死者を出す、大きな被害を受けた。
対ユージア軍の為の戦力増強を目的として国連はアローズ社を正規軍として編入を打診、同社はこれを受諾しアローズ各隊は解隊された。
同時に正規軍所属の各飛行隊も解隊され、各国のエース部隊・傭兵部隊と共に
軍事参謀委員会直下の独立強襲部隊「タスクフォース118 アローブレイズ」として再編成された。
時を同じくして各ユーラシア大陸防衛線において「永久の解放作戦」が開始された