戦闘テクニックについて
ゲーム中の戦闘時に有効なテクニックを述べている。
- 機動シミュレータ(画像作成用、現在β版)
マニューバ
主に戦闘中に行う動き・機動のことを指す。
初歩的なものはやり方を覚えてしまえば難なくできる。
支給燃料待ちのヒマな間にテストフライトで練習すると邪魔が入らず上達しやすいかも?
(マニューバの操作説明は操作タイプをエキスパート、左スティックは初期設定の上下の反転ありにしている状態である。対応の操作を各自で読み替えてもらいたい)
ターン系マニューバ
通り過ぎた敵機や地上目標へ攻撃する際に使うマニューバ。
基本的には次の4種類がある。
- インメルマンターン
- スプリットS
- シャンデル
- スライスターン(スライスバック)
他には - バレルロール
インメルマンターン:
機首を上げてUの字にターンを行う。
GIF画像 |
機体操作
①左スティックを手前に引いて機首を上げる。
②上下逆になったらスティックを元に戻す。
③スティックを右(or左)に倒して機体の上下を元に戻す。(右+左ヨーでオートパイロットにしてもOK)
- 利点:進行方向が(行う前の)逆方向を向く。高度が少しだけ上がる。
- 欠点:高度が上がる分、速度が下がる。
- 用法例:通り過ぎた自機より遅い戦闘機の追撃・地上目標への追撃。
これを覚えれば操縦が色々と楽になる、覚えて損はない。
低速度で行うとまれに失速するので注意。
スプリットS:
インメルマンターンの逆バージョン。機体を上下逆にしてから機首を上げてUの字にターンを行う。
GIF画像 |
機体操作
①左スティックを右(or左)に倒して機体を上下逆にする。
②スティックを手前に引いて機首を上げる。
③上下が元に戻ればスティックを元に戻す。
- 利点:進行方向が(行う前の)逆方向を向く。速度が少しだけ上がる。
- 欠点:速度が上がる分、高度が下がる。
- 用法例:通り過ぎた自機より早い戦闘機の追撃。
低高度で行うと地面にキスするので注意。
(Tokyo Martial LawやDubai Night Assaultではビルにも注意)
シャンデル:
機体を45度(右・左どちらでも)傾けてインメルマンターンを行う。
GIF画像 |
機体操作
①左スティックを右(or左)に倒して機体を45度にする。(右旋回なら機体の上を右、左旋回なら逆にする)
②スティックを手前に引いて機首を上げる。
③上下逆になったらスティックを右(or左)に倒して元に戻す。
- 利点:進行方向が(行う前の)逆方向を向く。高度がほんの少しだけ上がる。
- 欠点:高度が上がる分、速度が下がる。
- 用法例:地上目標への追撃。
インメルマンターンの45度版、ただし進行方向の軸が曲がった方向にずれるので同じ目標を狙う場合はヨーによる調整が必要。
スライスターン(スライスバック):
シャンデルの逆バージョン。135度傾けてスプリットSを行う。
GIF画像 |
機体操作
①スティックを右(or左)に倒して機体を135度にする。(右旋回なら機体の上を右、左旋回なら逆にする)
②スティックを手前に引いて機首を上げる。
③上下逆になったらスティックを右(or左)に倒して元に戻す。
- 利点:進行方向が(行う前の)逆方向を向く。速度がほんの少しだけ上がる。
- 欠点:速度が上がる分、高度が下がる。
- 用法例:通り過ぎた自機より早い戦闘機の追撃
高度の落ち方がスプリットSより小さいので事故率が少なくなる、シャンデルと同じく進行方向の軸がずれる。
バレルロール:
GIF画像 |
機体操作
①スティックを左下(or右下)に倒し360度ロールする。
- 利点:高度と進行方向を変えずにできる。
- 欠点:やや速度が下がる。
- 用法例:後ろからミサイルや敵機が来た場合の緊急回避
簡単にできるがミサイルの機動性が高い場合振り切れない可能性がある。
また上の機体操作を行うとやや機首が下がるので機首をちょっと上げてから行うと良い。
位置・運動エネルギー使用系マニューバ
自身の機体と相手の機体の速度に差がある時によく用いられるマニューバ。
基本的には次の2種類がある。
- ハイ・ヨーヨー(高速ヨーヨー)
- ロー・ヨーヨー(低速ヨーヨー)
ハイ・ヨーヨー(高速ヨーヨー):
上昇することで高度を上げつつ一旦速度を落とし、そこから降下することで再び速度を得て、敵機を追撃する機動。
- 利点 : 自機よりも速度の遅い敵に対しオーバーシュートすることなく追撃することができる。
- 欠点 : 一度高度を上げる必要があるので、敵機が回避行動をとった場合、敵機を見失う恐れがある。
- 用法例 : 追撃している敵機の速度が自機の速度を大幅に下回っていて、オーバーシュートしそうになった時。
自機と敵機の速度関係、位置関係を把握していないと敵機を取り逃がす恐れがある。
ロー・ヨーヨー(低速ヨーヨー):
ハイ・ヨーヨーの逆。降下することで自機の速度を上げ、そこから上昇することで再び高度を得ながら敵機を追撃する機動。
- 利点 : 自機よりも速度の速い敵に対し射程圏外に逃げられることなく追撃することができる
- 欠点 : 一度高度を下げる必要があるので、高度が足りない場合地上に接触することがある。
- 用法例 : 追撃している敵機の速度が自機の速度を大幅に上回っていて、射程圏外に逃げられそうになった時。
速度に差がありすぎると、いくらロー・ヨーヨーをしても敵機との距離を詰められないこともある。
地上に障害物がある場合の爆撃
地上に障害物(建物など)があって水平での爆撃が困難な場合の対処方法は
- 急降下爆撃
- わざとストールさせる
- 宙返りの応用
急降下爆撃:
GIF画像 |
障害物より高い高度を維持し、目標の真上か近くに来たら急降下(60°ぐらい)し爆弾を投下する。
爆弾を投下したら上昇しある程度高度を取ったら次の行動に移ろう。
ただしこれをSAMやAAでやらない事、急降下中に撃ってきて回避が困難になる。
本来は電子機器などが発展してない時代に高い命中率を誇った爆撃方法であり、
電子機器が発展した現代では殆ど行われない方法である。
- 利点:一番簡単な方法、手間がかからない。爆撃後の立て直しや中止して回避行動をとるのも容易。
- 欠点:高度を下げるので被弾しやすい
わざとストールさせる:
GIF画像 |
目標の真上で急減速してわざとストール(失速)させて機首を真下へ向ける。実機でやると墜落確実コース。
- 利点:タイミングが計りやすく、手軽にできる。真上から攻撃できるので障害物を完全に無視できる。
- 欠点:失速状態なので微調整が難しい、立て直しを失敗すると確実に地面とキスする。
TANKならさほど問題がないが、AA GUN等には完全な死亡フラグ。やり方というよりは悪い見本。
刺し違えてでも倒したいとかじゃない限りはやらない方がいい。
宙返りの応用:
GIF画像 |
機首を上げ続けて機体を1回転させる(曲芸飛行の宙返り)途中で操作を止めて機首を下へ向ける。
再度攻撃可能と判断したら再度一回転させて同じ方法を繰り返す。
危険だがストールよりはまし。
- 利点:反撃以外のリスクは可能な限り回避できる。真上から攻撃できる。慣れれば繰り返し攻撃できる。
- 欠点:攻撃するまでに時間がかかる。
ストールさせる時ほどではないが反撃に注意。また時間がかかるため目標を他のプレイヤーに持って行かれる可能性がある。